2016年12月27日

神様からのギフト




世界中が愛と温もりを求めるクリスマスの日に

みなさんはどうお過ごしになったのでしょうか?





私は、子供の頃からクリスマスが大好きで大嫌いでした。

楽しくしようと心込めて準備されたものが、

ことごとく壊され失望する環境にあったので

いつの頃からか、楽しむ自分の心に制限をして

何があっても傷付かないようにする癖もついていました。


「マッチ売りの少女」というお話がありますが

私はこの話が大好きでした。

もちろん、私には帰る家も家族もありましたが

冷たい雪の夜空の下で

窓越しに見える暖かい家庭の団欒の様子を眺める少女の気持ちに

自分の気持ちも重ねていたように思います。

矛盾と葛藤に満ちた現実の世界には

きっと真の救いなんて求められない…でも

天の祖母に迎えられ、旅立つ少女の顔が

幸せな笑顔だったということに、安らぎを感じていました。



でも、それからたくさんの素晴らしい出会いを重ねながら

今の夫や娘達や動物達と家族になり

素晴らしい仲間にも恵まれて

心の鎧を解き、芯から楽しいとか幸せだと

感じることができるようになった私です。


いびつな過去を引きずって

出来の悪い母親だったにも関わらず

娘達が仲良く優しく育ったのは

夫のおかげだと思っているんですが

その夫が、やっとこれから一緒に

いろいろ楽しい時間を過ごせると思った矢先に

まさかの難病発病。


悔しくて、運命を呪いたくなる気持ちも

無いこともないんですが

あの過去が今の幸せの糧であったことを思えば

これまでのすべても

これから先に向けての糧として

重ねられて来たものではないかと

そんな風にも感じています。


街のクリスマスツリーのキラキラ美しい灯りを眺めながら

ジンジンとする胸の感じは

子供の頃のあの痛みとは違うのです。


できれば受け取りたくなかった神様からのギフト…

残念ながら受け取り拒否は出来ない様ですので、

その重々しい包装にビビらず

思い切って、信じて開いてみます。


来年のクリスマスも

再来年のクリスマスも

その先の・・・ずっとずっと先のクリスマスも

幸せな気持ちで過ごしている私でありますように

祈りつつ・・・



  



Posted by まある at 00:49Comments(2)共病生活