2009年10月27日
くぅちゃんへ・・・
くぅちゃん・・・・
よい子にしていますか？
カアチャンは今、
呉のおばあちゃんの家に来ています。
２階の物干し台に腰掛けて、
港を眺めながら
あーちゃんや
ミンちゃんとくぅちゃんのことを思い出していますよ。
実は、
おばあちゃんが入院して手術することになったんです。
今、おじいちゃんと一緒に、
病院へお医者さんの説明を聞きに出かけています。
病気が早く見つかったので、
手術で治せるらしいけど、
そのあとの治療で、頭がボウズになるかもしれないと聞いて、
オシャレなおばあちゃんはすごくがっかりしていました。
カアチャンは、
「髪の毛くらい・・・」と言って怒られました。
でも、カアチャンは、
そんなおばあちゃんを見て・・・少しホッとしたんです。
おじいちゃんは、歩く病気辞典みたいな人なので、
先輩ぶって、
おばあちゃんにいろいろ教えたがって、
うっとうしがられています。
でも、
さっきもおじいちゃんは、
ご飯のあとのみんなのお茶碗を洗っていたし、
ヤクルトの集金のおばちゃんにお金を渡しながら
世間話をして愛想していました。
おばあちゃんがカアチャンに頼んだ植木の水やりも、
自分がやる！と言って、張り切っています。
そして、
前よりも、少しだけ二人の仲が良くなってるように見えるのは、
気のせいでしょうか？
これは、
カアチャンが子供の頃からタンスの上に飾ってある石膏の像です。
おばあちゃんが、まだ結婚する前に、
結核療養所へ入院していたおじいちゃんへ
おじいちゃんが書いていた小説の題をとって、
「石の二人」と名付けて贈ったんですって。
くぅちゃんも知ってるとおり、
カアチャンは、おじいちゃんが苦手です。
あんな、
頼りない幸せにしがみついてきたおばあちゃんの生き方も
カアチャンには受けいれられませんでした。
でもね、
いつも一番身近なところにいた人たちで、
自分では何でも良く知ってるつもりでいたけれど、
親のことって、
実は、まだまだ知らないことがいっぱいあるんじゃないか、
最近、すごくそんな気がしています。
それは、
カアチャン自身が、結婚して子供を持って暮らす中で、
誰にも言えない気持ちもいっぱい抱えているからです。
くぅちゃんは、カアチャンのそんな気持ちも
いつも内緒で聞いてくれますね。
おばあちゃんは、自分の体より、
看病に戻ったカアチャンが
おじいちゃんとケンカをしないか、それが心配のようです。
こんな時に、
カアチャンは、ほんまに親不孝なむすめですね。
おばあちゃんの病気が良くなるように・・・
カアチャンは、オリコウサンにしていようと思います。
くぅちゃんも・・・
明希ちゃんのママが子守りに来てくれるので、
ミンちゃんとも仲良くして、
ニャンコさんをからかったりしないで、
オリコウサンで待っていてくださいね。
さびしいですか？
カアチャンは・・・・
いろんなことが、ちょっとだけさびしいです。
でも、大丈夫。
くぅちゃんをさわれないので
少し禁断症状が出ていますが、がんばります。
オトウサンの言うことも、ちゃんときくんですよ。
では、
明希ちゃんのママにもよろしくね。
カアチャンより
・・・というけで、
しばらく、
自分の記事アップするだけで
いっぱいになるかもしれません。
でも、
みなさんのところへは、
楽しみに寄せていただきますので～
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