2010年09月24日
「動物愛護フェスタ in 新宮」にて～②
（続きです）
フェスタには、いろんなコーナーが作られていました。
私たちの隣には
ヤギやお猿さんやカワウソやモルモットなどのいる
屋内には
などがあって、
たくさんの人でにぎわっていました♪
この日、私が一番楽しみにしていたのは
（社）日本動物福祉協会 山口千津子先生の
というご講演でした。
北海道有珠山、三宅島雄山の噴火や
阪神大震災、新潟中越地震など多数の災害現場で
動物の救援活動に取り組んで来られたご経験から
災害に備えて、ペットたちのためにしておくことや、
災害が起こった時にどうすればいいのか、
とても参考になるお話を聴かせていただきました。
↑
（２回クリックで拡大します♪）
避難所で一緒に暮らすために
吠えないことや、トイレのしつけなどが必要なことはもちろんですが、
動物だけの保護施設に入った場合でも、
動物たちには相当なストレスがかかりますが、
それを軽減するためにボランティアが関わろうとしても
十分に社会化（いろんな人や物に慣らしていること）が出来ていない子は
受けいれられず、
ますます状態悪くなってしまう場合も多いのだそうです。
また、
家族の中で、犬と自分だけが生き残ったという方が、
死を選ぶことも考えながら、
やっぱり「この子（犬）」のために生きよう・・・と思い直されたお話や、
犬は一緒に入れない避難所だったため、
車の中で犬と共に暮らそうとして
不自然な姿勢から、エコノミー症候群で亡くなられた方のお話などをされ、
「動物を助けることは、
人間を助けることでもあるのです。」
とおっしゃった言葉が印象的でした。
また、災害に対する「備え」として、
災害時の扱いに困るような登録の必要な特定動物を飼わないことや、
一緒に避難することが可能な数以上を飼わないことも
とても大切だとおっしゃっていました。
そう言えば、
今年の動物愛護週間中央行事実行委員会のメインテーマは
「ふやさないのも愛」でしたね。
避妊去勢のこととしてはもちろんですが、
飼育頭数制限の必要なことについても言えますね。
そう、
「ふやさないのも愛」だし、
「飼わないのも愛」です。
・・・ということで～
保護した子猫２匹は、
やっぱりウチでは飼えません。
どなたか、
よい飼い主さんを見つけなければ・・・(-_-;)
＜子猫を家族に迎えてくださる方を探しています＞
どちらもオス・生後１カ月半くらいです。
コンクリで囲まれた２畳ほどの殺風景な場所に、
水もエサも無く捨てられていました。
健康状態は良好で、糞便検査（虫無し）と念のために駆虫投薬済、
血液検査の結果、猫エイズも白血病もありません。
少し、怖がりな面がありますが、
徐々に慣れてきているところです。
・室内飼いで、去勢をしてくださること
・ペットを飼える住宅にお住まいのこと
・ご家族全員が迎えるのを賛成していること
・ひとり暮らしや高齢の方の場合、
いざという時に面倒を見てくれる人があること
・愛情と責任を持って終生飼育してくださること
以上が条件で、飼ってくださる方をさがしています。
飼い方のご指導や譲渡後の援助もさせていただきますし、
おためしの飼育なども可能です。
お心当たりやご興味のある方は、
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