2011年09月27日
スポットライト
ミンちゃんが天に召されてから
もう4週間になります・・・
今朝は、
軽い雨の音で目が覚めました。
あぁ~、これじゃ
くぅちゃんのお散歩に行けやんなぁ~と思いつつ
窓越しに庭を眺めると
今日も、
雨の中をふらふらと濡れながら
モンキチョウが舞い続けていました。
そう言えば、あの日・・・
ミンちゃんを乗せた火葬車が
港に向かうのを見送った後、
私も、雨に濡れながら田んぼ道を歩きました・・・
車を見送った後、
曇っていた空が明るく晴れてきたので
この日は朝からほったらかしになっていた
かわいそうなくぅちゃんを連れて
散歩に出ました。
もちろん、
ミンちゃんも連れて・・・
ところが、
家から離れた場所で
急に雨が・・・
そう、晴れているのに・・・「天気雨」。
こりゃ、くぅちゃんの毛が
濡れてチリチリになっちまうなぁ~
いつもなら絶対引き返すんですけどね、
この日はどうしてもこのまま歩きたい・・・
そんな気分でした。
濡れてもええゎ、行こか~
軽い雨が降ったり止んだりする中を
いつものように
ミンちゃんの首輪に付いた
鑑札と注射済票が当たって
チリチリと音をたてるのを聴きながら歩きました。
だんだんと雲が立ち込めてきて
辺りが少し暗くなってきました。
さっきまであんなに明るかったのに・・・・
しばらくして
西の方向を振り返ると
あ・・・
くぅちゃん、見て~
名草山の北、
ちょうど今、ミンちゃんが荼毘に付されている
あの、港の辺り・・・
それはまるで スポットライト・・・
”この世”の舞台の上を
「犬」として送った一生の物語
その最後の一幕に照らす
天からのスポットライト・・・
ブリーダーさんの所で
生後1カ月のミンちゃんに初めて対面
2か月で我が家の家族になり
犬にも、人にも、
たくさんの素敵な出会いに恵まれながら
家庭犬として
セラピー犬として
たくさんの人を癒し続けた13年と7カ月。
その、
犬としての形ある生涯が
今、幕を閉じようとしているんだなぁ・・・
天から射す光を見ながら
涙があふれて止まらなくなりました。
家に帰ってから、
ミンちゃんが寝ていたソファーの上を整えて
写真や花を飾る祭壇を作り
お骨になって戻って来るミンちゃんを待ちました。
日が暮れて
窓の外が赤く染まり始めたので
2階のベランダから
西の港の方向を眺めました。
悲しいくらいにきれいな夕暮れ
ねぇ、くぅちゃん・・・
あったかなあの空の色は
ミンちゃんが帰って行く
天からの
お迎えの灯りの色・・・かね・・・
早いね
ミンちゃん、お空の上から
ず〜〜っと
見守ってくれているよ
あの優しい微笑みを浮かべて…
お腹ぽんぽんで可愛いね〜(^.^)
ミンちゃんとまあるさんは、沢山の人を癒して来られた…そんなミンちゃんの一生だから、神様は最後の最後まで綺麗に彩って見せてくれたのでしょうね
本当に悲しい位、綺麗な夕焼け…
あらためて偉大な犬を失ったまあるさんの切ない気持ちが伝わります…
でも…きっとミンちゃんは、全ての犬を見守ってくれる神様になったのだと思います。
そして、これからずっと宇宙からまあるさんとまあるさんの思いのお手伝いをしてくれる事でしょうね。
天使の階段
っていうんですって。
昔、高校の先生に教わりました。
あの光をつたって天使が降りてくるそうです。
きっと可愛い天使たちが降りてきてミンちゃんを連れて行ってくれたのでしょうね。
ミンちゃんは天使たちと仲良く遊んでいるのかな〜
そうなんです・・・
この頃、ミンちゃんに会えるような気がして
よく空を見上げるようになりました。
早かったような・・・
長かったような・・・
不思議な感じのする4週間です・・・
初めてミントを見た時、
ちょと驚いたんです・・・
これが、あのゴールデンの子犬??って(笑)
抱くとずっしり重かったの、覚えています。
ミンちゃんを想って泣くことは少なくなってきましたが、
夕焼けや、きれいな音楽や、
そういうものに触れると
以前より敏感になったのか涙が出ますね・・・
空を見上げると
ミンちゃんに会える気がするんですよ~
ありがとうございます。
素敵なお話ですね~
本当のことだと思いますよ。
あの日、私が見たのはきっとそうだったのでしょうね。
ミンちゃん、お空で
天使たちと走り回ってる・・・
楽しそうな様子が目に浮かびます(^^)