2011年09月28日
トイプードルって・・・
今度の和歌山市保健所主催の犬の譲渡会に
トイプーの保護犬が出る・・・ということで
(詳細は前の記事見てね♪)
この頃のトイプー事情について
しつけ方教室や、その他犬関係のボランティアをしながら
感じていることを書いておきたいと思います。
犬を飼おうとする時、
もちろん、飼う(買う)側に
犬の特性や飼い方について情報を集め、
しっかり勉強する責任はあると思いますが、
トイプーの場合、
売る側の問題がかなり深刻だと感じています。
私がこれまで出会ってきた人気色トイプーの
ほとんどすべての子が
ペットショップやブリーダーから
「散歩はいらない」
「毎日しなくてもできる時にしてあげたらいい」
「賢いのでしつけが楽」
などとトンデモナイ情報を添えて販売されています・・・
散歩の要らない犬種などありませんよね。
特にトイプーは、
元々猟犬種を改造して作られていますから
活動性が高く、動くことが大好きで
運動もたっぷり必要です。
(ダックスもそうですけどね。)
加えて、ボーダーコリーやシェパードと並んで
犬の中でも特に頭の良い犬種ですから
運動による発散だけでなく、
知的な刺激を与えて満足させ、発散させてあげることも必要です。
やることが無いと、退屈したり、ストレスから
やってほしくないことにもエネルギーを費やすようになります。
頭が良くて、ナイーブな子も多いので
ヘタな扱いや経験がトラウマになることも多く、
実際、外出すらまともにできなかったり
他の人や家族に唸って噛みつくようになってしまった子も
残念ながらとてもたくさんいます。
「毛が抜けない」ので室内飼いに適していると
そこは強調されるのに、
抜けない分、伸びた毛をカットしたり
キレイにブラッシングする手間やお金がかかること、
そこは「知らなかった」という飼い主さんも多いのです。
伸びて、ほつれた長い毛が痛々しいトイプーさん・・・
良く見ますよね(*_*)
見た目がぬいぐるみみたいだし、
「可愛さ」ばかりを強調して売ろうとするところも多いので
ずいぶんと誤解されていますが
大型犬並みの時間と手間と、
しつけの知識が無いと
まともには飼えない犬種だと
私は思います。
もちろん、
犬の気質を考え、遺伝疾患を管理して
選択的な繁殖をする良心的なブリーダーの下で繁殖された
穏やかで飼いやすい子もいますが、
そういう子は、こだわりを持って育てられているので
ショップの狭いショーウインドウに閉じ込められて
売られることはほとんどありません。
ちなみに、この子は・・・
やっぱし、飼いにくいタイプやなぁ~~~(^^ゞ
吠えるの生きがい、
犬嫌いでケンカが大好き、
子犬の頃は、
たっぷり手間と時間をかけた社会化と
毎日3時間のお散歩が欠かせませんでした。
ここまでできたの、
ミンちゃんと一緒に
勉強させてもろたおかげ、
ミンちゃんが、クッキーの発散に
根気よく付き合ってくれたおかげやと思うなぁ~
ミンちゃん、ありがとね~♪
・・・はい、
反省すること、しきりでございます。
仔犬の時のパワーもさることながら、
13歳になっても「遊びの天才」だと再確認しています。
保健所も、ふれあい公園も、
「かわいい仔犬」から引き取られていく様子がうかがえます。
どの子も、幸せになって欲しいし、
自分自身も、
やっぱり「反省」するのであります!
クロキせんせと、まあるさんのアドバイスが無かったら・・・
今頃、ウチは、
ゴールデンに振り回されていたことでしょうねぇ(笑)♪
飼い主に都合のいいペットに
仕立てあげてしまっていたのですね
ペットのほうは
ずっと我慢していて、かわいそう…
トイプードルは、飼いやすいのか、と勘違いしてました!!
勉強になりました
ミンちゃん、特別出演やね〜U^エ^U
くぅちゃんの散歩3時間
私なら
その辺で野垂れ死にしてしまうかも