2010年06月29日
悲しいお願い
親しい友人から聞いた話。
近所の小型犬が
散歩中に車に轢かれて瀕死の重傷を負った。
いつも、ノーリード（引き綱を付けない）で散歩していた犬で、
普段は飼い主の傍をついて歩き、
何の問題も無いように見えたらしいが・・・
その日、
犬は、急に便意をもよおし、
道の真ん中でしゃがみ込んでしまった。
そこを、車が通って・・・
下半身の骨がバラバラに砕け・・・
今も、生死の境をさまよっているのだそうだ。
その瞬間、
飼い主は、何してたんだろう？
犬を見てなかったのか？
傍に居なかったのか？
だとしたら、
普段から・・・
これは、仕方のない「事故」なのか？
いや、
飼い主の無知無責任が引き起こした
「人災」なのでは？
犬も可哀そうだけど、
轢いた車も気の毒だ・・・
街中で、公園で、
ノーリードで散歩する犬と飼い主に会う度に、
ブログの写真に、
街や公園をノーリードで走り回る犬を見る度に
私は悲しくなる・・・
「うちの子は大丈夫。」
みんなそう思ってやってるのだろうけど、
なんの根拠もない自信・・・
犬だって、感情ある生き物だ。
その行動に「絶対」など無い。
大丈夫・・・と思っていること自体が
犬を知らないということの証だと思う。
交通事故、
他の犬とのトラブル
除草剤のまかれた草や、毒物の拾い食い
どれだけ沢山の悲劇を見聞きしてきたことか・・・
「万が一」・・・と言うけれど、
その万が一が起こってしまった時には、
もぅ、取り返しがつかないことが多いのだ。
そして、
それが現実に起こるまで、
みんな、そのことに気がつかない・・・
それに、
うちの子が大丈夫かどうか、
問題はそんなことだけじゃない。
ノーリードの散歩は３万円以下の罰金だ。
和歌山県動物愛護及び管理に関する条例
それが、法で取り締まられるほどの迷惑行為であるということに、
突きつけられるまで気がつかない？
犬を自由にさせてやりたい？
ウチの犬は何もしない？
犬の苦手な人にとっては、
そこにつながれていない犬が居る、ということだけで
充分脅威なのに。
自由にさせてやりたいと、
傍でヘビやライオンを放す人が居たら、
何もしないと言われても怖くないか？
私は、
広い場所を走らせる時は、
周囲の人に迷惑かけないスペースを確保して
必ず「ロングリード」を使う。
完全にフリーで走り回らせたいときは
有料、無料のドッグランまで行く。
手間がかかっても、時間がかかっても、お金がかかっても
それは、ルール以前のマナーであり、
犬が苦手な人もいる社会の中で共生するために
飼い主として当然努力すべきことだと思うから。
法を犯す迷惑行為をしなければ
犬を発散させてやれないと言うのなら、
それは、
そんな犬を飼えない環境だということではないのか？
行政機関での犬猫の殺処分の話や
繁殖場や多頭飼い崩壊の悲惨な状況、
動物虐待の話などをする度に、
胸を痛め、憤りを感じて、
自分にできることは無いかと聞いてくる人は多い。
でも、
街や公園で犬を放しながら
それを口にする人に私は言いたい。
犬の命がもっと尊重されるような世の中にしたければ、
まずは、自分自身の日々現実の暮らしの中で
他者への配慮を持って、社会のルールはきちんと守り、
犬を「悪者」にしたり、
犬飼いのイメージを悪くするような行為は慎んで欲しい。
これから犬を飼う人は、
今飼っている人を見て
犬と暮らすことのイメージを抱く。
周りではなく、自分自身の在り方が
犬をとりまく環境を作っていくのだと気づいて欲しい。
街中で、
公園で、
愛するわが子（犬）を守るためにも、
犬の命が尊重される社会を目指すためにも。
（↑ リンクフリーのバナーです）
ミニバージョンもあります♪
このブログでの出会いによってできた曲です。
愛するものへの想いを込めて・・・
よろしかったら、聴いてみてくださいね♪
↓ （クリック♪）
携帯はこちらから〜
↓
http://www.youtube.com/watch?v=vCqrHqdT24E&sns=em
＊ブログ村のランキングに登録しました。
ポチッ♪とクリックして応援していただけるとうれしいです♪
にほんブログ村
ありがとうございます<(_ _)>
励みになります！
母屋にも遊びに来てね〜♪
コメントお休みでゴメンナサイ<(_ _)>
